バレンタインはダークチョコレートでダイエット♡
今週のお題「わたしとバレンタインデー」
ダークチョコレートは、「健康に良くて、美味しい」数少ない食品の1つです。
原料であるカカオの学名はテオブロマカカオ(Theobroma cacao)といい、ギリシャ語で「神 (theos)の食べ物 (broma)」という意味です。
ダークチョコレートとは
ダークチョコレートは、カカオマスに砂糖、ココアバターを加えて製造されますが、その分量は少なく、苦味が強いチョコレートです。
ミルクチョコレートとは異なり、ミルク固形分がほとんど含まれていません。
ダークチョコレートのダイエット効果
アーカイブス オブ インターナル メディシンの研究によると、チョコレートを頻繁に摂るとBMIが低下すると示されました。
このメリットは適度に摂取した場合であり、過剰摂取は当然体重と体脂肪率の増加につながります。
推奨されるダークチョコレートの摂取量は1日およそ30g~60gです。
ドイツの研究では、19歳~67歳までの男女を3つのグループに分けた新しい研究が行われました。
- チョコレートグループ 低炭水化物ダイエットを行いながら、毎日カカオ81%のチョコレートを42.5g摂取。
- 低炭水化物グループ 低炭水化物ダイエットのみ。チョコレート摂取なし。
- 制限なしグループ 自由に食事。
結果、チョコレートグループが最も簡単に体重を多く落とすことができました。
低炭水化物グループでは体重のリバウンドが見られるようになった一方で、チョコレートグループは10%以上もの体重減少が示されました。
中性脂肪、悪玉コレステロール値では、チョコレートグループ、低炭水化物グループ共に同じような数字が計測されています。
この結果に基づき研究者は、カカオの分量が多いチョコレートの摂取は体重減少を促進し、ダイエットの成功度を高めると結論付けています。
ダークチョコレートによるその他の効果
- 鉄、銅、亜鉛、リン、マグネシウムなどのミネラルが含まれています。
- チョコレートに含まれるフラボノイドは、血栓の原因となる血小板の過剰形成を防ぎます。
- チョコレートの飽和脂肪は、肉類や乳製品のものとは異なりコレステロール値を上昇させません。
- 適度な摂取は心臓病のリスクをおよそ40%、脳卒中のリスクをおよそ30%低下させる効果が期待できます。
- 一酸化窒素の生成に必要なアミノ酸のアルギニンが豊富に含まれおり、一酸化窒素は血流、炎症、血圧を調節します。
- 認知機能や記憶力の改善が期待できます。
- ポリフェノールとフラバノールが抗酸化効果を有します。
どのダークチョコレートを選べばよいか
- カカオ70%以上。
- カカオマスが原材料名の一番最初に書かれていること。
- 「非脂肪カカオ分」が高いもの。
- アルカリ処理なし。アルカリ処理をすることにより本来の風味や栄養価が失われます。
- フェアトレードとオーガニックのダークチョコレートは、高品質で倫理的な根拠があり、無農薬である可能性が高いです。
- 原料コスト削減などの目的で植物油(トランス脂肪酸)を加えたり、加工コスト削減の目的で乳化剤を加えたり、風味向上の目的で香料や甘味料を加えるなど、余計な添加物を配合して作られているブランドは避けましょう。
まとめ
お店で売っているチョコレートのほとんどが、甘くて美味しくて健康的ではないものです。
原材料や成分表をよく見て質の高いものを選び、カカオの強力な健康上の利益の恩恵を受けましょう。
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